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アンチエイジング弁当

学会での「美味しくて明日からの食習慣指導に生かせるアンティエイジング弁当」を初めて開発したのが第14回日本抗加齢医学会総会です。

健康的な食習慣を啓発すべき医師が集まる学会こそ、もっと健康的なお弁当を開発すべきではないか、

と会長であった森下竜一先生(大阪大学大学院教授(医学系研究科寄付講座)にご提案し、実現に至りました。食事内容はミシュランレストラン・シェ松尾の松尾幸造シェフに、栄養面では管理栄養士の天沼夏子先生にご協力頂き、三つのテーマに基づく三種類のお弁当が完成しました。

これらのお弁当は三日間の学会開催中に、連日のランチョンセミナーで提供され、テレビ(テレビ東京「ニュースアンサー」、TBS「世界ふしぎ発見」など)、新聞(読売新聞など)等各種メディアで広く紹介されました。

                 

※下記は実際に第14回抗加齢医学会総会にて提供されたお品書きより引用しています。

​一ノ巻 抗酸化

彩豊かな食事はポリフェノールたっぷりのアンチエイジングフードです。目でも楽しめる食事を美味しく食べて頂くことこそが、身体と心のアンチエイジングに繋がります。

ぜひお召し上がり頂きたいのが梅酢御飯です。雑穀の中でも特にシアニンが豊富な黒米は酢を合わせることでより綺麗に発色します。また梅酢はマイルドな風味でクエン酸やリンゴ酸などの有機酸を豊富に含みます。季節に合わせて旬の野菜をトッピングすれば、アンチエイジング力が向上します。

主菜の鮭はアスタキサンチンを含む代表的なアンチエイジング食材です。アンチエイジング調理法である蒸し調理で仕上げました。

​その他にも人参、トマト、ピーマン、パプリカ、にんにく、さつまいも、くるみなどたっぷりの新鮮食材で「抗酸化アンチエイジング」をご提案いたします。

510カロリー

脂質 9.4グラム

タンパク質 21.3グラム

​食物繊維 8.6グラム

先付:ラタトゥユ、人参サラダ

鉾肴:鮭の白味噌柑橘ソース

強肴:筍の煮つけ、きんぴらごぼう

止め肴:さつまいものメープルシロップ煮 くるみ和え

​お食事:十六穀米入り 彩り梅酢飯

二ノ巻 旨味で減塩

血管年齢のアンチエイジングには減塩が重要です。しかしただ塩分を減らすだけでは長続きしません。毎日の食事の中で香りを楽しみ、旨味を味わう、食感を感じ、素材を楽しむ、そしてメリハリをつける工夫が必要です。

じゃこの香ばしさ、カシューナッツの香りと食感効果で塩分は減少し、また炊き合わせにはたっぷりの出汁を利かせています。野菜に多く含まれるカリウムは塩分の排出を助けますので、減塩効果としてもたっぷり摂りたいものです。豆腐は枝豆がアクセントになっています。

御飯は食物繊維豊富な大麦入りですが、まるで白米の様な特殊加工で工夫した、良いとこ取りの一品です。御飯を美味しく頂くメリハリに、鮭をを用いることでDHA/EPAなど不飽和脂肪酸の摂取が適いました。彩もお楽しみください。

そして牛肉は山椒の香りで塩分控えめに。山椒には味覚を鋭敏にする効果もあります。

​賢く美味しく塩分量をシフトすることで「血管アンチエイジング」をご提案いたします。

491カロリー

脂質 15.6グラム

タンパク質 18.8グラム

食塩 2.5グラム

​食物繊維 7.8グラム

先付:パプリカじゃこのカシューナッツ炒め

強肴:炊き合わせ

   枝豆入り 豆腐ふんわり炊き

​   牛肉しぐれ 山椒の香り

​お食事:鮭ごはん 大麦入り

三ノ巻 食物繊維

食物繊維をたっぷり摂ることで便秘予防による腸内デトックス、更に腸内細菌バランスの調整で腸管免疫の向上を目指します。また急激な血糖値上昇抑制作用による抗糖化、更にはコレステロール吸収抑制効果も見逃せません。

たっぷりの野菜と海藻、主食に混ぜた大麦が十分量の食物繊維を実現しました。大麦は「もち麦」を使うことでもっちりぷちぷちとした食感をお楽しみ頂けると思います。番外編の「養生カレー」は日本の国民食とも言えるカレーに和漢植物を使用。化学調味料や着色料、保存料を使わない市販品の選び方も手軽なアンチエイジングの知恵としてお届けします。

​毎日でも続けられる、長く楽しく継続する「腸内環境アンチエイジング」をご提案いたします。

446カロリー

脂質 7.8グラム

タンパク質 21.1グラム

​食物繊維 7.2グラム

先付:六方かぶらの青海苔あんかけ

強肴:筍の煮つけ、ひじき煮

蒸し物:蒸し鶏のマスタード添え

止め肴:スパイスシュリンプ

お食事:彩もち麦入り パエリア風

​菓子:ブルーワイン煮 オレンジピール